-
トヨタ
- クラウンアスリート
- 1955年の誕生以来、60年以上の歴史を持つトヨタのクラウン。クラウンアスリートはその名の通り、スポーティ路線シリーズとして1999年、11代目からラインアップされている。日本の高級車、クラウンの安心感は揺るぎなく、同社のレクサスや外国車にはない独特の世界観を築いている。
- オススメモデルは?
- 12代目 S18型の後期モデル(2005年〜2008年):プラットフォームとパワートレーンを一新した通称「ゼロクラウン」。特に後期モデルは3.5リッターエンジンに換装され、HDDナビ化されるなど、ぐっと買い得感が増します。
- ツウなセレクト
- 11代目 S17型(1999年〜2003年)は、直列6気筒エンジンを搭載するクラウン最後のモデル。スクエアでクリーンなスタイルは今見ても風格があり、平均40万円前後とお手頃価格で、クラウンを味わうのも悪くない。
-
トヨタ
- ハイエースバン
- 働くクルマの代表選手と言えば、トヨタのハイエースバン。誕生は1967年だから、半世紀続く長寿モデルだ。現行モデルのバリエーションは100グレード以上存在し、用途に応じてチョイスすることができる。商用だけでなく、趣味の道具を積んで快適に移動できるモデルとしても人気が高い。
- オススメモデルは?
- 現行H200系のスーパーGLグレード:定番で恐縮ですが、不動の人気グレード「スーパーGL」がやはりおすすめ。特にぐっと装備が充実した2010年の2度目のマイナーチェンジ以降のモデルがおすすめです。
- ツウなセレクト
- 仕事と趣味を両立したいなら、現行H200系の3人乗りモデルというセレクトはいかがでしょう?運転席の後ろにどーんと広がる空間をどう使うか、腕の見せどころです。
-
トヨタ
- プリウス
- 世界初の量産ハイブリッドカー、プリウス。エンジンとモーターが協調しつつ動力を生み出す独自のハイブリッドシステムは、2015年に登場した4代目の現行モデルでも、基本構成を変えずに採用されており、その先見性は高く評価されている。
- オススメモデルは?
- 3代目のG'sグレード(2011年〜2015年):マイナーチェンジで追加されたスポーティなスタイルの「G's」グレード。エコなだけじゃないハイブリッドとして、人気を博した。
- ツウなセレクト
- あえての初代プリウスを、ネオヒストリックカー感覚で乗り倒すのも、ある種のエコロジーかも。タマ数は極小ですが。
-
トヨタ
- エスティマ
- 1990年、未来的なスタイリングと凝ったメカニズムで、「天才タマゴ」というキャッチフレーズで登場した初代エスティマ。2代目・3代目モデルでは、スタイリッシュな外観をキープしつつ、ミニバンとしての使い勝手を向上させ、人気モデルとなった。
- オススメモデルは?
- 3代目 7人乗りキャプテンシートモデル:中でも2度目のマイナーチェンジモデルが、100万円代中心と値段もこなれている。8人乗りが必須でなければ、お買い得でしょう。
- ツウなセレクト
- 2016年のマイナーチェンジでラインアップから消えた、現行3代目の3.5リッターV6モデル。余裕の走りを中古車で味わおう。
-
トヨタ
- セリカ
- トヨタの絶版車のおすすめ中古車と言えば、やはりセリカだろう。初代の通称「ダルマセリカ」誕生が1970年。その後2006年まで、7代目に渡りトヨタの「スペシャリティカー」として、そのデザインが注目を集めた。ラリーカーのベースとしても活躍し、サファリラリーでの優勝や、WRCでの年間タイトルなどをもたらした。
- オススメモデルは?
- 4代目〜6代目のGT-FOURグレード:ラリーベースのGT-FOURグレードは、物件数がかなり少ないですが、特にWRCでダブルタイトルを取った5代目GT-FOURの人気が高く、相場もお高めです。
- ツウなセレクト
- かなり古くなりますが、やはり初代ダルマセリカは外せません。クーペとリフトバックがありますが、いまだにリフトバックと聞くと、セリカと脊髄反射してしまうアラフォー、アラフィフ世代も多いのでは?
-
トヨタ
- セルシオ
- 1989年、世界の高級セダンの基準を変えたとさえ言われた、初代セルシオが誕生。その圧倒的な静寂性や高品質なインテリア、V8エンジンの完成度など、大いに欧州高級ブランドをあわてさせた。その後レクサスブランドに移行するまで、セルシオは2006年まで3代続くが、今見てもその高級感は色褪せていない。
- オススメモデルは?
- 3代目 C仕様の後期型(2003年〜2006年):初代、2代目の端正な佇まいも捨てがたいが、セルシオ最終型となる後期モデルのC仕様=エアサス仕様が、100万円以下でも味わえるとなれば選ばない手はないでしょう。
- ツウなセレクト
- 2代目のeRバージョンは、A・B仕様に欧州仕様のサスペンションを採用したモデルで、サンルーフや本革シートなどの装備も充実。特に後期モデルは安全性や装備、メカニズムでも大幅に進化しています。
-
トヨタ
- ハリアー
- 高級クロスオーバーSUVのパイオニア、トヨタ ハリアー。米国では初代、2代目とレクサスブランドの「RX」として販売されており、高級な仕立てのインテリアは特に評価が高かった。2013年登場の現行3代目は、国内専用モデルとなったが、初代からの都会的なイメージが継承されている。
- オススメモデルは?
- 2代目 2.4リッター直4モデル:気軽にハリアーの高級感を味わうなら、2.4リッター直4エンジン搭載モデルで、ディスチャージヘッドランプが標準装備されるなど、装備の充実した2006年以降がオススメです。
- ツウなセレクト
- 2代目のエアサスペンション搭載グレード「AIRS」(※エアー・エスと読む)は、V6エンジン搭載モデルに設定された最上級グレード。状況に応じて4つの車高モードを選択できる。
-
トヨタ
- ソアラ
- 1981年に誕生し、高級パーソナルクーペとして、一世を風靡したトヨタ ソアラ。デジタルメーターなど当時のハイテク装備が盛り込まれ、「ハイソカー」の代名詞となった。しかし、4代目のライフサイクル途中、2005年でレクサスブランドに移行となり絶版となった。
- オススメモデルは?
- 2代目 Z20型(1986年〜1991年):バブルの追い風もあり、大ヒットした2代目ソアラ。パワフルなターボエンジン、電子制御式エアサスペンション、スペースビジョンメーターなど、その端正なスタイルと合わせて、今でも魅力的です。
- ツウなセレクト
- 4代目のリトラクタブルハードトップも魅力的ですが、あえて当時は人気薄だった3代目 Z30型を選んでみるのもツウっぽい。今や希少な大柄で伸びやかなクーペスタイルが魅力的に映ります。
-
トヨタ
- ヴィッツ
- 1999年に誕生したヴィッツは、トヨタの世界戦略車として欧州でも製造・販売されているコンパクトカーだ。高い実用性もさることながら、スポーティなRSグレードを歴代ラインアップしており、3代目の現行モデルは2017年から復帰する、世界ラリー選手権用のベースモデルとなっている。
- オススメモデルは?
- 現行3代目 1.3リッター搭載モデル:ヴィッツはグレードが豊富で、どれを選ぶか悩みがちだが、燃費効率に優れたヴィッツの中心となる1.3リッターエンジン搭載モデルなら、ハズレのない選択ができるはず。
- ツウなセレクト
- 2代目 1.5 RSグレードのMT搭載モデルは、ヴィッツで唯一、MTが選択可能なスポーティモデルで、横滑り防止装置の標準装備など、安全面にも配慮されている。
-
トヨタ
- クラウンマジェスタ
- 1991年、クラウンの上級モデルとして登場したクラウン マジェスタ。セルシオが2006年にレクサスブランドに移行した後は、実質的にトヨタブランドのフラッグシップモデルとなった。2代目から5代目までの縦型リアランプが特徴的で、そのクラシカルな佇まいのファンも多い。
- オススメモデルは?
- 4代目 S180後期型(2006年〜2009年):プラットフォームから新設計となり、デザインもぐっとスポーティに若返った新世代マジェスタ。後期モデルは伝統の縦桟グリルとなっています。
- ツウなセレクト
- 3代目のS170型(1999年〜2004年)は、歴代マジェスタの中でも、特にクラシカルで重厚なスタイルを持っており、10年以上経った今見ても、変わらぬ高級感を感じられるでしょう。